【経験談】未経験からエンジニアに転職した経緯

こんにちは、しまはむです。

 

本日は私の体験談になりますが、

IT業界未経験からエンジニアに転職するまでを

下記の流れに沿って記していきます。

 

――目次――

1.前職は何をしていたのか

2.どの程度のIT知識で転職活動を始めたのか

3.求人の応募の方法

 Ⅰ.転職エージェントを通じて応募

 Ⅱ.知人の紹介にて応募

4.内定をいただいて考えたこと

 

 

1.前職は何をしていたのか

 

私はもともと、理系大学の建築学科に在籍していました。

父親が建築関係の仕事をしており、幼いころから父親の働く姿を見ていたため

自然と建築に興味をいだいていました。

 

大学卒業後は総合建設業(所謂ゼネコンです)の企業に就職し、

現場監督として働いていました。

 

しかし、現場監督という仕事を私はどうしても楽しいと思えず、

約4年務めたあと、父親の会社に従事させてもらいました。

 

父親の会社と言っても、小さな自営業でしたので

転職と呼ぶには及ばない程度の異動でした。

 

父親の会社も建築関連でしたので、

それまでの知識が活かせる点もあり、

楽しく充実した日々を過ごしていました。

 

ただ1点だけ不満がありました。

 

それは取引先の会社や自社も含め、

デジタル化が大きく遅れていた点です。

 

今や一般的となっている、

 

クラウドに保存」や、

「メールにて書類を送付」のような考えが全くありませんでした。

 

「FAXで送って下さい」は当然ながら

「メールを扱える人間がいないので」と言われる始末・・・

 

 

世間では「DX」という考え方が普及しており、

様々な業界でのITの活用が重要視されるなかで、

私は自分自身の今後のキャリアについて大きな不安を抱くようになりました。

 

このような経緯を経て、

私は環境を変えなければいけないと決断し、転職活動に踏み切りました。

 

2.どの程度のIT知識で転職活動を始めたのか

 

転職を始めた時点での知識は

 

というレベルでした。

 

本当に大した知識はなく、

「勉強を始めたばかりです」

ぐらいにしか見られませんね・・・

 

もちろんエンジニアとしての業務経験はありません。

 

そのため、「未経験」という枠組みでの採用を探しました。

 

 

 

3.求人の応募の方法

 

企業への応募は以下の2点を試行しました。

 

 Ⅰ.転職エージェントを通じて応募(マイナビエージェント)

 Ⅱ.知人の紹介にて応募

 

まずはⅠの転職エージェントに登録しました。

登録は簡単で、20分もあれば完了しました。

 

 

Ⅰの2週間くらい後に知人の在籍している企業に、

「社員紹介」の枠を通じて応募しました。

 

応募した企業数の内訳は以下です。

 

  • 書類を提出した企業...約30社
  • 上記のうち、面接した企業...8社
  • 最終面接をした企業...3社
  • 内定をいただいた企業...2社

 

転職活動の期間は3カ月でした。

 

  • 未経験であること
  • 年齢的に若くない(30歳)こと
  • 学習はしているが成果物が弱いこと

 

以上を理由に選考に落ちてしまっていた印象でした。

 

尚、最終的に内定をいただいた企業は

転職エージェントから紹介いただいた企業でした。

 

知人の社員紹介の枠を活用しても、

未経験では一筋縄ではいきませんでした。

紹介してくれたみんな、ごめんなさい...

 

 

4.内定をいただいて考えたこと

 

内定をいただいて考えたことは2点あります。

 

 

1点目は安易なエンジニアへの転職への危険性です。

 

IT業界は人手が足りないと叫ばれて久しいですが、

それは「有能な、即戦力となる人材が足りない」

という意味なのだと実感しました。

 

冷静に考えればそうですよね、

忙しい職場で必要となるのは新入社員ではなく、

大変な状況を打破してくれる優秀な人材のはずです。

 

そのため、

「IT分野は成長産業だし転職しようかな。」

「人手足りないみたいだし、未経験でもいけるでしょ。」

といった安易な転職は危険だなと考えました。

 

 

 

2点目は、実績の重要性です。

 

各社、面接においては

経歴について質問されますが、

特に重視していたのは課題を解決した実績やソフトスキルだった印象です。

 

いざ転職を考えると、

 

「転職にそなえて資格をとろう!」

「エンジニアに転職するためにプログラミングを勉強しよう!」

 

と考えてしまう人が多いと思います。

自分自身もそうでした。

 

しかし、企業が聞きたかったのは実務における問題解決能力だったようです。

 

そのため、本業において

いかに実績を積み、他の会社でも活かせる汎用的な力を身につけることが

未経験からエンジニアに転職する秘訣だったようです。

 

 

以上、2点が転職活動を通し内定をいただいたとき考えたことです。

 

 

 

 

少し長くなってしまいましたが、

以上が私の未経験からエンジニアに転職した経緯です。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

本日はここまでとさせていただきます。